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【 人財育成 】「モノ」から「コト」へ~爆買いの変化

外国人観光客で溢れかえる心斎橋商店街通り

先日、大阪出張で心斎橋のアーケード通りを歩いたときのこと。

ある意味、東京よりも人も活気も元気のある(とスズリュウは感じています)心斎橋筋の商店街通り。

しかし、ここ数年でその様子に大きな変化がありました。

かつては大阪らしいこってこての味のあるお店や店頭が印象的でしたが、ここ1,2年は中国や台湾からの観光客による「爆買い」に対応した店構えへと変化しているお店が増えていることに気付きます。

実際、平日の昼間にも拘らず人手の多い心斎橋商店街通りを歩いていたのは、日本語ではなく中国語を話す観光客の人たちが非常に多く、「感覚的には2人に1人か3人に1人は中国や台湾からの観光客では?」と思えるほどでした。

「モノ」から「コト」へ~爆買いの変化

(出展:www.asahi.com)

今、「爆買い」に変化が起きている

外国人観光客皆さんの「爆買い」は、お店にとっては非常に大きな売り上げにつながる重要な施策の一つであることは間違いありません。

ただ、そんな「爆買い」にも変化が出ていることはしばしばニュースでも取り上げられています。

その中でも非常に印象的なのが、外国人環境客の関心が「モノ」から「コト」へと変化していることです。http://diamond.jp/articles/-/86032

リンク先の記事にも書かれているように、人の対応から生活環境に至るまで、日本と中国の「ソフト(コト)」は雲泥の差です。

実際に中国へ行ってみるとよく分かりますが、僕たち日本人にとっては当たり前の、人の対応や生活環境が、中国へ行くと「日本の通常は特別なものだ」ということがとても実感できます。

そして、かつては「モノ」を買うという目的で日本へ旅行に来ていた人の中にも同様の変化が現れます。

実際に日本に来て様々な人や光景に触れることで、日本は品質の高い商品といった「モノ」以上に、お店や道行く人たちの対応や田園風景といった「コト」に魅力があるということに気付く人が増えているのがここ最近の流れです。

大阪なのに新宿みたい

日本もかつては、戦後の貧しい生活から復興し、豊かな生活に憧れたハード(モノ)重視の時代がありました。

しかし、十分のモノが揃っている現在では、「モノ」よりも「コト」に関心が移っていることは周知の事実です。

同じように、中国や台湾から観光でやってきた観光客皆さんの中にも、同様の変化が起きるのは自然な流れですよね。

このような状況を鑑みたとき、もちろん目の前の売上を増やすための対応も必要ですが、それ以上に「本来自分たちが持っている特徴や強み」を再確認し、「モノ」から「コト」への変化に対応出来るようにしていくことがとても重要だと感じます。

僕ら大阪以外の人にとっては、大阪の人たちには「ごく当たり前の日常」そのものが大阪最大の魅力のひとつです。

ですので、こてこての大阪の光景を見ると、「あぁ、大阪に来たんだな!」と全身で「コト」の魅力を感じ取ります。

しかし、「TAX FREE」「歓迎光臨」といったPOPが多数並んでいる姿を見ると、「ここって大阪なのに新宿みたいだ!」という、ちょっとした残念な感覚を覚えてしまうことも事実です。

「モノ」から「コト」へ~爆買いの変化

まるで新宿にいるのかと感じてしまうような、「爆買い」向けの店頭のお店が増えている心斎橋(写真出展:http://japan-indepth.jp/)」

そんな心斎橋の状況を目の前にすると、爆買いという「モノ」重視に偏り過ぎてしまうことで、大阪本来の魅力という「コト」の良さが消えてしまう恐れも十分にあると感じています。

例えると、その国らしさを求めて訪れた観光旅行先で、日本語のPOPに日本語の対応が出来るスタッフさんがいるお店が多数並んでいる様子を見たときに、せっかく海外に来たのにと少しばかりがっかりしてしまうような感覚と同じですね。

~「モノ」に対する魅力や優位性はすぐに飽きてしまうけれど、「コト」に対する魅力や味わいは簡単には飽きない(辻竜語録)~

商売をするうえで、「モノ」と「コト」の性格の違いをハッキリと理解することはとても重要です。

外国人観光客皆さんの「爆買い」から「コト」への変化という最近のニュースからは、そんな「コト」・・・つまり、体験や物事の本質部分の大切さに気付くこと。そして本来持っている自分たちの良さを再確認できる、とても大きな機会(チャンス)でもあるということが学べますね。

同時に、その様な観点をしっかりとスタッフやチームメンバーと共有すること。これもまた人財育成における大切なことの一つですね。

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