【 人財育成 】「不親切」が人を育てる
昨日から開催した、飲食店様向けの第2回沖縄合宿研修。
今回の合宿研修は、「不親切」をモットーに合宿を進めています。

5日間の研修を行う合宿会場
「研修なのに不親切にしていいのですか?」
という声が聞こえてくるかもしれませんが、実は「不親切」が人を育てるという事実があります。
どのようなスケジュールで合宿を行っていくのか?
合宿では何を目的にして何を成し遂げるか?
合宿で必要なものは何か?
自分が得たいものを得るためには何が必要か?
など、これらものを得るためには、
・相手から与えられるものを受け取る
・自ら考え工夫をして掴み取る
の「どちらがより自分自身の身になるのか?」を考えれば、確実に後者の方が身になりますよね。
実は、この「不親切な研修」というものは、かつて上甲晃先生の元で1年間学ばせていただいた「青年塾」のモットーの「不便」「不自由」「不親切」一つです。
不便だからこそ、もっと便利になる様に自分で考えようとする。
不自由だからこそ、不自由の中から自ら考え打開していこうとする。
不親切だからこそ、自ら考え動く必要がある。
この青年塾では、カリキュラムからスケジュールに至るまで、塾長である上甲先生は何ひとつ決めず、塾生全員が自ら考えて決めていきました。
もちろん、その中で方向性があやふやであったり目的から逸れていたり、そもそも目的意識が抜けている場合には、上甲先生から示唆がありました。
でも、本質的には自ら考え自ら行動をすることを繰り返し行ったからこそ、「自分で考え、自分で行動し、自分でつかむ」ということを頭と身体の両方で得ていくことが出来ました。
研修とは、本来自分自身が成長するために参加するものです。
ただ、集客や表面的な満足度向上のために、親切に親切を重ねる研修も決して少なくありません。
その様な意味からも、今回の合宿では「不親切」をモットーにし、参加者の方が自ら考え自ら行動していくレベルを高めることを行っています。
~ 与えられることに慣れ親しんでいる今だからこそ、「不親切」が人を育てる (辻竜語録)~
何をするかは参加する人が自由に決められる。
でも、いざ自由を与えられるとついつい楽な方向へ行ってしまう。
誰もがついつい陥ってしまうこの矛盾の中で成長していくための「不親切合宿」。
非常に興味深く進んでいます。
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