【 人財育成 】「人が伸びる仕組」がフル稼働している組織
「釣った魚にはえさを与えない」組織にはしない
昨日、大変お世話になっている会社様グループの勉強会に参加させていただきました。
勉強会の内容は、会社の方向性に始まり、仕事を遂行するに当たっての意識、具体的な行動手順と、非常に綿密に作り上げられたプログラム内容でした。
伸び続けている会社の特徴の一つに、人財育成の仕組みがあり、実際に人財育成が日々行われているというものがあります。
実際、昨日インタビューさせていただいたグループ代表様がこのようにおっしゃっていました。
「多くの会社が、採用にはお金と労力を物凄いかけています。でも、いざ採用して入社した後は、採用前とは力のかけ具合が一気に減ってしまいます。
『釣った魚にえさをやらない』では、人は育たないんです。それでは、希望をもって入社した人たちが育たないばかりか、我流の間違った仕事を覚えてしまいます。
私たちの会社は、絶対にそのような組織にはしません。ですので私たちのグループでは、採用に力を入れることはもちろんですが、採用以上に入社してからの育成に時間もお金も人員もしっかりと注いでいます」
「リーダーがチームメンバーを徹底フォローする」仕組みと風土
採用に力を入れ、それ以上に入社してからの育成にも徹底的に力を注ぐ。
このような考えや展望をお話しされる経営者様は、かつてと比べれば徐々にではありますが増えてきています。
しかし、この考えが「実際に稼働している」会社様となると、そう多くはありません。
その様な意味からも、昨日勉強会に参加させていただいたグループ様の育成体制は、辻竜にとっても感心するところだらけの素晴らしい仕組みを創り上げられ、そして運用しています。
ではなぜ、人財育成の仕組みがしっかりと日々稼働しているのか。
その中の一つだけを例に挙げると、「リーダーがチームメンバーを徹底的にフォローする」という仕組みと風土が、半端ではないレベルで定着していることです。
仕事をするうえで、組織の中には「上司」と「部下」、「リーダー」と「チームメンバー」という立場の人がいます。
上司やリーダーの一番重要な役目の一つが、「部下やチームメンバーを育てる」というものであることは何の疑いの余地もありません。
しかし、「部下やチームメンバーを育てる」という意識を強く持ち、日々そのように行動されている会社様は極めて少ないのが現実です。
上司が部下を徹底フォローするのが非常に困難な理由
「上司が部下を徹底的にフォローするという当たり前のことが、なぜほとんどの会社で出来ないのか?」
その理由について代表が語ってくださったその理由は、とてもシンプルなものだったものの、その根幹を変えない限り、「上司が部下を徹底的にフォローする」体制を作るのは、非常に困難であることも実感しました。
確かに、全く何も教えないという会社や組織は少ないのですが、「自分の仕事以上に部下やチームメンバーのフォローアップ」を徹底的に行っている会社や組織は、正直ほとんど見たことがありません。
でも、現実にこのグループ様では、「リーダーがチームメンバーを徹底フォローする」という状態が現実に日々稼働しています。
そのこと自体非常に稀ですし、是が非でも取り入れたいエッセンスの宝庫であることは間違いありません。
その様な意味からも、実際に勉強会に参加させていただき、代表の方から直々に1時間以上のヒアリングをさせて頂けたことは非常に大きな機会でした。
その数々の内容は、会社グループ様にとっての企業秘密そのものですが、企業秘密に抵触しない「根幹の部分」について、明日のブログにてお話ししたいと思います。
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