【 人財育成 】仕事が出来る人の特徴
「 仕事が出来る人 」と呼ばれるようになれた理由
様々な会社様やお店にて人財育成のお手伝いをさせて頂くなかで、着実に成長をしていく方にたくさん出会うことが出来ます。
成長をするにつれ、次第に仕事が出来るようになりお客様や周りの人からも評価を頂けるようになる。
そうなると、もっともっと成長して仕事が出来るようになりたいというプラスのスパイラルが回っていきます。
また、多くの方々に出会っていくと、何人ものいわゆる「 仕事が出来る人 」と呼ばれる方々ともお会いする機会をたくさんいただきます。
そんな方々にお話を聴かせていただくと、ほとんどの方は「最初から仕事が出来たわけではありません」と口を揃えておっしゃいます。
「では、どうして今のように周りの方々からも認められるような仕事が出来るようになったのですか?」
その理由をそれぞれの方に尋ねてみると、「 仕事が出来る人 」と呼ばれる方々には、ある一つの特徴があることに気付きます。
「 仕事が出来る人 」に共通する特徴
「 仕事が出来る人」に共通する特徴、それは、「自分で気付き、自分で改善する力がある」ということです。
ご存知の通り、仕事にはPDCAと呼ばれる、「計画→実行→確認→改善」という一連の流れがあります。
この中で、「成長」という観点から見たときにより重要なのが「改善」です。
どれだけ計画を立てて実行をして確認をしても、改善を出来なければ同じことの繰り返しになってしまいますよね。
逆に、しっかりと成長をしていかれる方は、この「改善」の部分を疎かにせず、本当に一つ一つ改善を積み重ねていきます。
とは言え、誰だって上手くいかないことは上手くできるようになりたいので、改善をしようと思い試みます。
ただ、「 仕事が出来る人 」と呼ばれる方々と、なかなか改善が上手くいかない方には、改善自体に大きな違いがあります。
それは、「改善するために行う具体的な行動」を自ら見出しているかどうかということです。
なかなか成長出来ないとしたら・・・
もしもなかなか成長を出来ない方がいたとしたら、そこには大きな二つの特徴があります。
ひとつは、自分で改善する方法を考えず、人から言われたことだけをこなすというケース。
もう一つは、曖昧な表現だけで改善案が終わってしまうケースです。
自分で改善する方法を考えずに言われたことだけをこなしていては、物事を改善するための「考え方」が身に付きません。
また、上手くいかないときには人に聞けばいいという習慣がついてしまい、なかなか独り立ちできなくなってしまいます。
また、曖昧な表現だけで改善案が終わってしまうケースも非常に多く見られます。
よく見受けられる例として、
「真摯に目標に取り組みます!」
「自分に対してごまかさずに向き合って、行動を考えます!」
「確認しながら目標に向かって行動します!」
「報告書が経営理念に繋がっているかを確認します!」
「正しい数字を報告します!」
といったものがあります。
どれも改善しようという気持ちは出ているものの、具体的な方法が示されていませんよね。
また、「報告書が経営理念に繋がっているかを確認します!」、「正しい数字を報告します!」については、どの様にしたら具体的な確認が出来るのか、正しい報告をするためにどの様な改善を行うのかが示されていません。
結果を変える変える為には、具体的な行動を変える必要があります。
その具体的な行動が示されなければ、残念ながら言葉だけで終わってしまいます。
「 仕事が出来る人 」になるためには、育てるためには
そう、「 仕事が出来る人 」と呼ばれる方々は、この「具体的な改善行動」を事細かに考え行っていくからこそ、元々は出来なかった仕事が出来るようになり、目標を達成できる自分になっていったんですよね。
部下指導や人財育成をするうえで、この「具体的な改善策」が示されているかどうかを確認する。
たったこれだけで、成長するスピードは大きく変わります。
そして、自分自身に対しては、その改善案を見た瞬間に「その場で行動が出来るかどうか?」を確認し、その場で行動できるレベルの改善案を出すまでは考えるのを止めない。
これをするだけで、自身の成長スピードも確実に変わっていくでしょう!
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